「脱・コミュニティの会社」
事業成長の限界を突破する、Asobicaの挑戦。

Client: 株式会社Asobica

Project: CX+ Summit 2025 〜「CX to BX」"ホンネデータ"からはじめるビジネス変革〜

Scope: コンセプト設計、セッション構成、クリエイティブ制作、オフライン運営、スポンサー営業支援

Result: 申込者数 2,000名超。会場での商談化、マーケティングチームの「顧客理解」と「組織力」の向上。

ISSUE

「コミュニティの会社」というイメージ。
超えられない認知のジレンマ。

多くの企業が「コミュニティ」の価値を認め始めている。
しかし、Asobicaが直面していたのは、その言葉が持つイメージの「天井」だった。
サービス(coorum)が広く浸透する一方で、市場には「コミュニティ=ファンを創りファンを集めるという限定的な手段」という認識が定着。結果として、ブランド責任者が真に成し遂げたい「事業そのものの変革(BX)」という文脈まで、その価値が届いていないという分断が起きていた。

この停滞を打破するには、自らの存在意義を経営の中枢へと繋ぎ直す挑戦が不可欠だった。

掲げた旗印は「CX to BX」。

だが、この高尚な言葉を、いかにして「明日から我が社が取り組むべき」という具体的なアクションへと変えていくのか。思想と現場の距離を埋めるプロセスの欠如が、壁として立ちはだかっていた。

SOLUTION

スローガンを「業界の問い」に変える。
業界リーダーと共に、未来を探索する設計。

「CX to BX」という言葉を、単なる絵に描いた餅で終わらせない。そのために注力したのは、メッセージを「自社の主張」から「業界の共通言語」へと置き換える作業だった。

すでに顧客の声を経営判断にまで昇華させている「最前線の実務家」たちを招き、彼ら・彼女らと共に、Asobicaが目指す未来を一方的に語るのではなく、「今、業界全体が直面している課題」を共に探索する場を構築した。

一企業の宣伝色を徹底的に排除し、トップランナーたちが本音で語りたくなる問いを立てる。このプロセスを経て初めて、抽象的なスローガンは「無視できない潮流」へと姿を変えた。

信頼を戦略的に構築する環境づくり。
オフラインの場で、熱狂とホンネを掴む。

デジタル時代に、なぜ多額の投資を伴うオフライン開催に踏み切ったのか。そこには、画面越しでは到達できない「信頼の総量」を短期間で醸成するという明確な意図があった。

ブランド責任者が、自社のスタンスを信頼するのは、情報の羅列に触れた時ではない。同じ熱量を持つ人間がリアルに集い、そこでしか聞けない議論が展開される「場」を体験した時だ。キャスティングから当日の空気感、セッションの問い立てに至るまで、すべてを「既存の認知を書き換えるための仕掛け」として配置。特定のテーマに対して実務家たちが本音でぶつかり合う時間をプロデュースすることで、ターゲットの関心を「Asobicaなら信頼できる」という確信へと変貌させた。

OUTCOME

数字以上の資産。
顧客の「生の声」に触れて得た、本質的なニーズへの解像度。

結果として、会場では想定を上回る商談が次々と創出された。しかし、プロジェクトが残した最大の資産は、数値の外側にあった。それは、登壇者や参加者といった、市場の第一線を走る「実務家のリアル」に徹底的に向き合ったプロセスそのものである。

制作過程での対話を通じ、Asobicaのマーケティングチームは、これまで「顧客」という括りで捉えていた人たちが、現場でいかに泥臭く、いかに本質的な課題と格闘しているかを肌身で理解した。データ上のプロファイルでは決して見えてこない、実務家のリアルな渇望や気づき。この「生きた顧客理解」こそが、外部委託では不可能な、ニューピークスとの共創が生んだ最大の資産である。一度手に入れた顧客への深い解像度は、今後のあらゆる施策の精度を底上げし続ける、組織の強力な武器へと進化した。

EPILOGUE

熱狂の先へ。
「コミュニティ」を超え、新たな市場を切り拓く第一歩。

熱狂が去った後に残ったのは、以前とは異なる景色が広がる市場だった。

「コミュニティの会社」というイメージから脱却し、自ら掲げた「事業変革(BX)」という新たな領域。今回のプロジェクトは、その広大な新市場を切り拓くための、第一歩にすぎない。

Asobicaの挑戦は、ここからさらに加速する。

得られた確信を武器に、次はどのような「問い」を業界に投げかけるのか。NEWPEAKSはこれからも、市場のルールを書き換えるパートナーとして、共に歩み続ける。

💡STRATEGIC FAQ

Q:デジタル広告やウェビナーが主流の中で、あえて「オフライン」に投資する合理性はどこにありますか?

A:デジタル施策は即効性が高い反面、事業変革のパートナーとしての認知形成には限界があります。市場における「存在感を高め」を上げ、経営課題を解決するパートナーとして選ばれるためには、デジタルでは構築しきれない「深い信頼関係」を短期間で醸成する必要があります。オフラインは、市場における第一想起を塗り替える上で、インパクトの大きい手段となり得ます。

Q:自社の思想(CX to BX)を市場に浸透させる際、最も重要なポイントは何ですか?

A:自社が言いたいことをそのまま伝えないことです。思想が抽象的であるほど、市場はそれを「他人事」として受け流します。成功の鍵は、その思想を「業界全体の課題」へと翻訳し、すでにそれを体現しているリーダー同士の対話を介して、共に答えを探す場を作ること。この丁寧なプロセスがあって初めて、抽象的なメッセージに「現場の手触り感」が宿ります。

📚本イベントの主催企業

会社名:株式会社Asobica
サービスサイト:https://coorum.jp/
会社ホームページ:https://asobica.co.jp/

他の事例も見る

   挑戦の、その先へ。

戦略とクリエイティブで
ビジネスイベントの
新たな可能性を拓く。